福岡市のおすすめ通信制高校は?学費の安さで選抜

福岡

福岡市は九州を代表する都市の一つだけあって市内には通信制高校がいくつもあります。ここでは、その中から学費が安い高校をピックアップして紹介しますので、これから進学を考えている方はぜひ参考にしてください。

福岡市内の通信制高校事情(公立/私立)

福岡市は、2022年時点で160万人を超える人口を有する九州最大の都市だけに、市内には様々な特徴を有する通信制高校が存在しています。

都市部ということだけあって、一般的な高校のカリキュラムを取り入れている学校以外にも、医療系やエンターテイメント系といった専門分野に力を入れている学校がいくつもあります。

福岡の公立の通信制高校情報

福岡には数多くの公立高校がありますが、その中で通信制となっているのは「福岡県立博多青松高校」だけです。

福岡県内の全域を見渡しても、通信制高校はこの1校だけですので、市外からもたくさんの生徒が通っています。

公立校だけあって、学費は年間でも数万円とリーズナブル。また、主に平日は自宅でレポートに取り組み、週末に登校して授業や行事といったスクーリングに参加するスタイルを採っています。

福岡の私立の通信制高校情報

福岡市内に本部がある私立の通信制高校は、第一薬科大学付属高校とつくば開成福岡高校の2校です。

このうち、前者は広域制であるのに対し、後者は狭域制となっています。

これらのほかに、飛鳥未来高等学校や北海道芸術高等学校、クラーク記念国際高等学校、N高等学校、第一学院高等学校、ヒューマンキャンパス高等学校などが市内にキャンパスを構えています。

また、福岡県内には、他に福智高等学校と明蓬館高等学校という2つの通信制高校が存在しており、いずれも広域制ですので、福岡市内から通学することも可能です。

地域密着で教育活動を行っている学校から、全国から生徒が集まる学校に至るまで、一言で通信制高校といってもその特徴はそれぞれ異なりますので、まずは通信制高校の資料一括請求サイトなどを利用して資料を取り寄せて見比べてみると良いでしょう。

できれば、オープンキャンパスや学校説明会に参加して、各校の特徴を肌で感じてみるのがおすすめです。

学費の安い福岡市内のおすすめ通信制高校まとめ

それでは、ここからは福岡市内にある通信制高校の中から学費が安くておすすめのところをいくつか紹介していくことにします。

福岡県立博多青松高校(公立)

福岡県立博多青松高校は、福岡市博多区にある公立高校で、通信制課程のほかに定時制課程も有しています。

公立校だけあって学費は安く、諸経費に教科書や学習書の購入費用、それに1単位当たり330円の受講費を加えても、年間で約4万円ほどしかかかりません。

週に1~2回のスクリーニングが主に土曜日と日曜日に行われ、それ以外の平日は自宅でレポートなどに取り組むシステムとなっています。

専門的な分野に特化して学ぶのではなく、一般的な高校と同じように様々な分野の学習を満遍なく行えるようなカリキュラムになっているというのが同校の特徴であると言えるでしょう。

第一薬科大学付属高等学校(私立)

第一薬科大学付属高等学校は、福岡市南区に存在する私立の通信制高校で、全日制も併設しています。

同校に進学すると、様々な分野について特化して学ぶことができるパラマ塾に参加することができ、プロから専門的な手ほどきを受けられるようになっています。特定の分野に特化して学びたいと考えている方にとっては、おすすめの学校であると言えるでしょう。

学費については、入学時に入学金と施設費を合わせて20万円ほどがかかるほか、年間ではそれ以外に学費や諸経費が50万円ほど必要となります。

初年度は合わせて70万円ほどの出費となりますが、学費が100万円を超える通信制高校が少なくない中、同校の水準は比較的リーズナブルとなっています。

ヒューマンキャンパス高等学校(私立)

ヒューマンキャンパス高等学校は、学校法人佐藤学園が運営している通信制高校で、福岡市中央区にキャンパスを構えています。

総合学園ヒューマンアカデミーと提携しており、学術系の分野からエンターテイメント系の分野に至るまで、プロフェッショナルな講師からスキルアップにつながる専門的な授業を受けられるというのがこちらの学校の特徴です。

学費は選択するコースによって変わってきますが、授業料に施設費、強化学習費、キャリア教育充実費といった諸費用を加えても年間で70万ほどとなるケースが多いので、通信制高校としては安い水準になると言えます。

第一学院高等学校(私立)

第一学院高等学校は全国展開を行っている通信制高校ですが、福岡市博多区内にもキャンパスを構えています。

豊富な進学実績を有していることからも分かるように、着実に学力を高められるカリキュラムを備えていますので、難関大学への進学を考えている方にもおすすめです。

また、総合コース以外に、高大一貫コースや特別進学コース、通信コースといったコースがいくつも用意されているため、自らのニーズを見極めたうえでそれに合うものを選ぶとよいでしょう。

こちらの学費もコースによって異なりますが、例えば総合コースの場合だと学費に諸費用を加えても年間で70万円ほどとリーズナブルな水準です。

目標や学習スタイルに合う通信制高校を選ぼう

ここまで紹介してきた各校の特徴を見ても分かるように、通信制高校はそれぞれに異なる強みを有しています。

そのため、充実した高校生活を送るためには、自信の目標や学習スタイルを把握した上で、それに合うところを選ぶようにするのが重要です。

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